270716 #小原由嗣陳述書 乙第18号証 正本(★280219又は20複写) ベタ打ち版
平成26年(ワ)第24336号 国家賠償請求事件 izak0401
サブマリン特許のように、突然出現した小原由嗣陳述書。
原告は、東京地裁の記録閲覧で12月に知った。
乙第18号証
陳述書
平成27年7月16日
東京地方裁判所民事第25部乙2A係 御中
東京都立葛飾特別支援学校
副校長 小原由嗣
1 私は、本年4月1日に、東京都立葛飾特別支援学校(以下「本校」といいます。)に副校長として着任いたしました。
先日、本件訴訟で原告となっている元教員の原告が本校付近で写真を撮影し、トラブルとなった件について陳述いたします。
2 トラブルの状況
平成27年6月30日火曜日、朝8時35分頃、本校保護者より、校門付近で写真を撮っている中年の男性がいる、心配なので学校で対応して欲しいとの電話が本校職員室に入りました。
ちょうどそのとき、私は校内巡視中で職員室にいませんでしたが、職員室にいた教員2名が電話内容の確認のため本校の玄関に出ると、校門付近に本校の元教員の原告が居ましたので、教員が原告に写真を撮っていたかどうか質問したところ、原告は、現在東京都に対して訴訟を起こしているが、弁護士から登校の様子を写真に撮ってくるように言われたと述べました。
教員が、保護者が気にするから写真は遠慮して欲しい旨述べると、原告は、顔は写っていないから大丈夫であると述べた上で、職員の所在が知りたいから学校要覧の25年度、26年度版が欲しいと述べました。
教員が職員室に戻り、校長とちょうど戻った私に経過を報告しました。
私は学校要覧を用意してから玄関に向かい、先に対応した教員とともに原告と対面しました。
私が、原告本人と確認した上で、写真を撮っているのかと質問すると、原告は、弁護士に言われたから撮りに来た、裁判に使う、(弁護士からは)登校の様子が必要だと言われたと述べました。
私は、裁判に関しては弁護士を通してお願いしたい旨述べると、弁護士に頼むと金がかかる、そんな金はないから自分で撮りに来たと述べ、私が、保護者が気にするからやめて欲しい旨述べると、原告は、顔は写っていないから大丈夫だと述べ、聞き入れませんでした。
さらに、学校要覧について使途を質問すると、原告は、裁判に使う、職員の所在について知りたいと述べ、私が、再度、裁判に関しては弁護士を通してお願いしたい旨述べると、原告はやや激昂気味に、金がかかると不満を述べました。
3 学校としては、本件訴訟については都庁にその対応を任せておるところですが、弁護士が付いているのであれば、訴訟に関しては、弁護士を通して、しかるべく手続きを執っていただきたいと思います。
特に、写真撮影については、生徒を預かる学校として、学校や保護者の了解なしに撮影されるようなことは、たとえ元教員であっても、厳に謹んでいただきたいと思います。
副本領収
三木
以上
270716 #小原由嗣陳述書 乙第18号証 正本(★280219又は20複写) ベタ打ち版
平成26年(ワ)第24336号 国家賠償請求事件 izak0401
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